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紙垂の切り方

注連縄(しめなわ)に取り付ける紙垂(しで)は清浄の表示とするもので、半紙や奉書などで作ります。
半紙で長さ約26センチの紙垂を作る場合は、半紙を半分に切って、二つに折ります。折った状態で半紙の1/4の大きさになります。
長い辺どうしを合わせて二つに折り、折った状態のものを更に二つに折って広げると、半紙に三本の線ができます。
左右両側の線の上側から2/3を線に沿って切り込みを入れます。中央の線は下側から2/3を線に沿って切り込みを入れます。
折り目を左側にして左の切り込みから順番に手前に折って行くと出来上がりです。折り上がって完成した方が表です。
複数枚作る場合は折り線を付けた紙を一番上に置いて下側に適宜の半紙を重ねて同時に切り込みを入れます。切り込みを入れる道具はカッターナイフが最適です。
紙垂が出来たら、一番上の部分を斜めに織り込んで、パンチ等で穴を開け細い紐などを通せば、注連縄等に取り付けやすくなります。


 

紙垂の取り付け方

紙垂は注連縄の形状によって取り付け方が異なりますが、「下がり」がある注連縄は「下がり」の間に取り付けます。

「下がり」がない注連縄の場合は、注連縄の長さの左右それぞれ1/3の箇所に二枚取り付けますが、注連縄が長い場合は適宜紙垂を増やすと良いでしょう。

注連縄の大きさによって紙垂を適宜の大きさにして下さい。


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